ペラペラの自尊感情

言葉のリハビリ帳

海外の大学院に行って、いずれは国連で働く!

……というのがわたしの友人の言葉である。その人は一年浪人して、いまとある国公立大学に行ってる。海外志向が強くて、なんども海外に旅行に行ったりボランティアをしている。海外の方と交流するサークルに入って忙しくしているらしい。

彼は、大学を卒業してから、海外の大学院に行って、やがて国連でポストを得て働きたいらしい。厳しい道であるが、夢を叶えるためにどんなことでもすると意気込んでいる。

 

一方のわたしはというと、とにかく安定志向。大学を卒業して、ちゃんと就職を決めてとにかくこつこつお金を稼いで生きていきたい。すなわち友人と真逆の考え方をしている。

わたしは正直にいうと、友人のことが羨ましい。夢を語れることと、それを実現しようとする意志と、自信を持っていることが。詰るつもりはなく、本当に羨ましい。

わたしは枠からはみ出るのが怖い。留年するのが怖い。就職できないのが怖い。食べていけないのが怖い。いつまでも怖い。

いつか君を海外に連れ出す。養うから。……そんなことを言われても、わたしは英語なんて話せないし海外で暮らすことなんてできない。わたしはきっと無難、かつ愚かな選択から逃れられない。ごめんね。

 

海外志向の友人だけではない。茨の道の文系大学院進学をなんの迷いもなく決めて勉強している友人がいる。どうすれば彼らのようになれるんだろう。羨ましい、そして眩しい。